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7月, 2026の投稿を表示しています

一日一句(5980)

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  空蟬に空なる力ありにけり

一日一句(5979)

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  空蟬や空なるこころしづかなり

京都日誌(434)

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  ■7月30日、木曜日、積乱雲ある晴れ。 7時間、中途覚醒なしで眠れた。 あすから、2週間ほど、若宮へ戻るので、洗濯物を洗って、コインランドリーで乾燥させる。 コインランドリーの調子が悪くて、別の乾燥機で再度乾燥させたので、時間がかかった。 その後、終日、六本木の仕事。 ★ 7月17日に可決された改正皇室典範は、国民の総意でもなく、国会の総意でもなく、ただ、たんに、麻生太郎一族の男系男子の総意に過ぎない。 その単なる一族の総意が、社会的総意になるのは、代議制民主主義における、形式的多数決による意思決定システムに内在する社会操作性が大きな要因である。 一度、有権者の付託を受けると、その付託の内容とは無関係に、その後の国会における多数化工作で、「社会的総意」を作り出せる。皇室典範改正は、2月の衆議院選挙の公約の全部で5つあるカテゴリーの最後の5番目のカテゴリーの、さらに、その2番目であるにすぎない。 上位に、有権者に切実な経済政策や安心を調達する安全保障政策を持ってきて、票を集めて、あとで、公約に入っているとして、皇室典範改正をごり押ししている。 この麻生副総裁の国会の多数派工作を強力にサポートしたのが、麻生派に総理にしてもらった高市早苗総理である。 麻生副総裁のパワーの源泉は、唯一解体されなかった麻生派という派閥と、資金力と、皇室とのつながりである。 この資金力を可能にした麻生一族の資本蓄積は、よく知られているように、朝鮮人に対する強制労働による搾取である。 麻生太郎氏の一族が経営した麻生鉱業(旧麻生商店)は、戦前・戦時期に多数の朝鮮人労働者を使用した。 麻生商店・麻生鉱業傘下の山内、上三緒、綱分、吉隈などの炭鉱は、 福岡県筑豊地方にあった。 行政資料など豊富な資料ををベースに、浜松地域の市民運動団体「人権平和・浜松」が作成した、朝鮮人強制労働に関する調査・解説 ページ によれば、1939年から1945年までに同社へ動員された朝鮮人は1万人を超え、1943年末には全労働者の約36%を占めていた。 1932年の争議資料では、麻生系炭鉱の平均月収は三井・三菱系炭鉱の約半分であり、長時間労働、強制積立(炭鉱会社や宿舎兼労務管理組織の「納屋」が、労働者本人の意思にかかわらず、賃金の一部を天引きして預かる制度)、暴力的な労務管理も記録されている。 米国出身の政治学研究...

一日一句(5978)

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  白桃やひとりの時の満ちゐたる

京都日誌(433)

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■7月29日、水曜日、積乱雲の晴れ。 午前中、掃除と身心調整。午後から、ニコの仕事へ。 きのうは早朝、4時に胃の痛みで目が覚めた。 睡眠中に胃が痛くなる、という経験はほとんどない。 これは、なぜか、私なりに仮説を立てた。このところ、暑いので冷たい飲み物をかなり飲み、それによって、胃が弱っていたところへ、寝る前に、冷たい野菜ジュースと、冷たい青汁を、かなり飲んだせいだろうと。 たまたま、きのうは、かかりつけのドクターのところへ行く日だったので、彼女に冷えが原因だという、私の推論について聞いてみた。 ドクターは、その可能性もあるし、そうでない可能性もあるので、 痛みが続くようなら 、胃の検査をした方がいいという回答だった。 つまり、複数の原因可能性があるので、日常生活の中で、経過観察をした方がいい、という意見である。 たまたま、きょう、ヨーグルトに青汁をかけて、食後に食べたところ、きのうと同じ症状が出た──胃の膨満感と、量が少なかったので、痛みまではいかないが、強い違和感など──。この違和感の質感は、きのうと同じなので、直接の原因物質は、青汁の粉末にあると、特定して間違いないだろうと判断した。 青汁は、今までも飲んでいたので、夏場の冷たい飲み物を摂取して、胃が弱っているという条件があって、初めて、青汁が、原因物質になったのだろう。 であれば、生活において、青汁と冷たい飲み物は、 当面避ける、という実践的な判断 が出てくる。あるいは、 将来的に、そのように予知して行動するという判断になる。 これは、ささやかな、日常の一コマだが、 何らかの目的を定立し、その目的を達成するための手段を、試行錯誤してゆくプロセスは、原理的には、科学の起源と同じ である。 ★ 何らかの実践性に繋がる知識の生産 が、 科学的営みを構成する重要なモメントの一つ であることは間違いないだろう。 きのう、午後4時27分に熊本で起きた、マグニチュード7.1の地震は、『アルジャジーラ』を始め、海外メディアもかなり報道している。7月28日付の 『アルジャジーラ』 によると、米国地質調査所(USGS)、は後に、推定マグニチュードを6.8に修正している。 地震に関する科学的知識で、最重要なのは、 予知に関わる知識 だろう。 南海トラフや首都圏直下などの、巨大地震については、さかんに、発生確率や被害想定が発表されて...

一日一句(5977)

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  白桃の夜にあの世の近さかな

一日一句(5976)

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  雲解いて素麺水に泳がする

京都日誌(432)

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  ■7月26日、日曜日、積乱雲ある晴れ。 朝、6時に起床して、ヘーゲル『精神現象学』を原典で読む会の準備。 午前中、読書会。11時半から、六本木の仕事に入る。 ヘーゲルの『精神現象学』をこれまで、6年読んできて、このテクストには、言語論として読む読み方や、存在論的な知識社会学──これは、私の固有の言い方になるが──として読む読み方、あるいは、科学基礎論として読む読み方など、多様な読み方を許容する余地があると、感じている。 今、関心のある科学基礎論との関りでは、ヘーゲルに対して、次の4つの直感的な仮説を持っている。 1.現在の自然科学には、 何らかの哲学的な基礎がすでに存在すること。 2.その哲学的基礎は、主に、カント哲学であること(カール・ ポッパーの哲学なども含む)。 3. ヘーゲルによるカント批判は、 現在の自然科学の哲学的な基礎への有効な批判となりえること。 4.ヘーゲルによるカント批判を踏まえた、 現在の自然科学の限界を超える、新しい「存在論的な科学」 が成立し得ること。 これらの問題意識は、漠然と今まで持っていたものだが、読書会での議論を通じて、明確に方針として立て、今後、ヘーゲルを読む際の、また、ルカーチの社会基礎論を検討する際の指針とすることにした。 夕方になると、かなり疲労。 夜、早めに仕事を終了。 今週末には、若宮へ戻るので、京都へ持ち込む本のリストの整理など。 8月は、所用で、2回、若宮へ戻る。 若宮での主なミッションは、ゴーヤとオクラの朝晩の水遣り。 ★ ハイム・エシェド(1933年生まれ、あるいは1939年生まれという資料もある)という、イスラエル国防軍(IDF)から、その後、国防省の宇宙計画責任者になった人物がいる。 エシェドは、 トルコで生まれ、1歳のときに両親とパレスチナへ移住し、南テルアビブで育った。 テクニオン(イスラエル工科大学)で工学を学んでいた段階で、国防軍に技術者として選抜され、軍事情報技術の研究開発から宇宙計画へ進んだ 人物である。 イスラエル宇宙局を、技術相のユヴァル・ネーマンと共同創設し、同国の国防宇宙計画を約30年間(1981年から2010年まで)率いた。悪名高いイスラエル国防軍のスーパーエリートと言っていい人物である。 このエシェドが、2020年に、イスラエルの作家ハガル・ヤナイとの対話をまとめた 『地平...

一日一句(5975)

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  眼より炎天出づる仁王かな

一日一句(5974)

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  炎天に打つて出る間のひと呼吸

一日一句(5973)

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  素晴らしき一日の果ての西瓜かな

京都日誌(431)

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  ■午前中、掃除、身心調整。最高気温は16時台で、38.2度。 環境省 の 「暑さ指数のメール配信サービス」 や 「LINE公式アカウント「環境省」」 に登録。 きょう18時の環境省からのラインのポストでは、25日の京都の 「暑さ指数」 は32、5段階のトップで、最大の警戒を要する「危険」となっている。 暑さ指数で、もっとも、重みがつけられているのは、湿度と風の影響で、これが70%もついている。次に、日射・地面や建物からの輻射熱の影響で20%、通常の気温は10%の重みづけなのである。 この 暑さ指数 は、 熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標。 暑さ指数(WBGT)が、28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加する。 2020年から2024年の暑さ指数の 全国平均値 を見ると、8月上旬にピークを迎える。 全国で熱中症で救急搬送された総人数も、 2024年、2025年のデータ を見ると、7月20日から8月上旬にかけてがピークとなる。 ★ この件で、AIと午前中から午後にかけて、議論。 私が、考えている一般社会操作論において、 制度間の社会操作性の高低を比較する ために、この暑さ指数のような 社会操作指数(SMI) は、作成できないかという点で、議論。 社会操作性の強度に深刻度を加味した次元で算出できるかどうかと。 このアイディアは、数字が一発で出るため、とても魅力的なんだが、批判理論のパラドックスは、 批判対象に批判理論が回収される という点にある。 仮に、こういう尺度を作ったとすると、行政の民主化あるいは効率化の名目で、 現実の社会操作の最適化と洗練に使用される可能性が高い 。 また、そのSMI尺度なるものは、 それ自体が、きわめて高い社会操作性を帯びる のである──その数字が、委員会や外部委託のコンサルなどで政治的に決まるというだけでなく、たとえば、そのSMIの数字自体は低く抑えて、アウトカムだけ高く出す経路など、すぐにAIが見つけ出すだろう。 ただ、どの社会操作が 許容可能 で、どれが 深刻なのか を実践的に論じることを可能にする、 社会診断的なモメント を全部放棄すべきなのかどうかは、まだわからない。 AIは、各基準について、根拠を示しながら個別に評価する多次元的な評価体系を提案してきている。 それは、社会操作の...

一日一句(5972)

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  月あげて夏天は色の世界なり

一日一句(5971)

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  かき氷耳の奥なる金の音

京都日誌(430)

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  ■7月22日、水曜日、積乱雲ある炎天、ほぼ酷暑(最高気温38.8度)。 午前中、掃除。レンジファンの掃除問題が浮上している。近いうちに、掃除しないといけない。 身心調整。その後、運動へ。マックで読書しようとしたが、窓際しか席がなく、西日がブラインド越しに容赦なく照り付けて、20分で退散。 帰宅すると、頭がぼーっとして、1時間近く仕事ができない。 その後、伊豆の旅行から帰って4月くらいに書いた詩の英語版を作成。 英語版を作成しながら、原詩にも手を入れる。 原詩よりも、英語版の方がニュアンスが豊かになったような気がする。 これを、かなり前からの約束なので、ロミーへ送る。 すると、すぐに返事があった。 ロミーとは、近いうちに、パウル・ツェラン研究会を再開することで一致。 夜は、ひらすら、ニコの仕事。 彼のイタリアでのインタビューは、私の知らない、しかも、重要なドイツの社会学者達が登場するので、私には宝の山である。勢い、訳注が長くなる。 ★ 英語版と原詩を以下に。 The Spring Sea, or the Voice of the Voice   1 the spring sea is brimming with light (light has folds (into the folds, luminous voices have seeped (in a dream, voices are merrily sounding— from somewhere around a spring cabbage in the kitchen— lost voices are making the tranquil spring sea— fading, fading the lost voices, lost into the sea, bearing lost memories all day long gently swelling gently swelling 2 emerald-green waves break against the crag of time, and an opalescent sea is born words cannot catch up (that which precedes knowledge and ...