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4月, 2026の投稿を表示しています

一日一句(5912)

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  ものの名がふと出なくなる新茶かな

一日一句(5911)

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  春嶺や猿は我が身を膨らませ

一日一句(5910)

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  夏木立奥から顔を出す子かな

一日一句(5909)

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  菫咲く愛に生きたるごときかな

一日一句(5907)

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  ふるびたる碗をなでたり鳥雲に

一日一句(5906)

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  菜の花の川やいづこも懐かしき

一日一句(5905)

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  からからと櫻蕊降るほとけたち

一日一句(5904)

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  葉櫻の中に満ちたる光かな

一日一句(5903)

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  白つつじこの世の深きところなる

一日一句(5902)

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  白つつじ白の憂ひは触れがたし ※安住敦「白つつじ妻の愁ひは触れ難し」に唱和して。

京都日誌(406)

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  ■4月21日、火曜日、晴れ。朝10時の時点で、上層に巻雲があった。 先日、Suicaを失くしてしまった。どこで、失くしたのか、わからない。心当たりは連絡したが、出てこなかった。 仕方ないので、再発行してもらおうと、JR二条駅まで、ここ千本から、歩いて出かけた。 みどりの窓口で、若い駅員氏と話して判ったのだが、なんと、Suicaというのは、JR東日本だけのICカードだった。 要するに、二条駅では再発行できない。JR東日本のどこかの駅でないと再発行できないという。 JR西日本では、ICOCAというカードがあり、それは券売機で販売している。これで、JR東日本も乗車できると言うので、これをとりあえず、発行した。 このICOCAは、どう見ても、「行こか」であって、つまり「ぼちぼち、行こか」とか「ほな、行こか」とか、気の置けない、だれかと連れ立って、どこかへ行くときの文句である。 このまったりした関西独特の語感は、なんともいえない、いい味を出している。 「ぼちぼち、いこか」や「ほな、いこか」は、ぜんぜん、時間に追われていない。そこがいいのである。しかも、この言葉は、相手がいる。孤独ではない。 他方、JR東日本のSuicaはどうか? これも、音は悪くない。 しかし、正式名称を知るとのけぞる。 Super Urban Intelligent Cardなのである。 なんじゃそれ、という感じになる。 これは、単独で行くイメージが強い。 「スイスイ」通れるカードで、スイカという意味もあるようである。 悪くない。 悪くないが、これも、単独者なのである、イメージは。 「行こか」という、まったりした相方への呼びかけと比べると、やはり、勝負あったのではないか? ★ 米国を動かしているのは、米国大統領ではなく、イスラエル・ロビーとイスラエルであることが、今度のイラン戦争で、誰の目にも明らかになった。 アリソン・ウェア による、2014年の『カウンター・パンチ』の 記事 、第3回。 この記事は、ウェアの自著である 『Against Our Better Judgment』 の抜粋となっている。 パレスチナにおけるシオニストの植民地化活動 ユダヤ人国家をパレスチナに建設するという目標を達成するため、シオニストたちはムスリムとキリスト教徒の住民を土地から追い出し、ユダヤ人移民に置き換える必...

Untitled

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untitled     雨は 花を過去へと 降り込める 時間は 雨の音とともにあり 花の香りは過去から 香つてくる (八重櫻の向こうに いにしへの五重塔が見える ──果たして あれは 宇多天皇だつたのだろうか? ひとりの観光客が デッキに座つて 枯山水の庭を見つめてゐる その南庭の片隅では 存在を 消して 痩せて 敏捷な植木職人が 小石の隙間の草を 手早く抜いてゐる (私に彼は見えてゐるが、見えてゐない (宇多天皇に、彼は見えてゐない (伊豆半島南端の部落では そのとき 天皇を知つてゐる者はゐなかつた… 浜辺に打ち寄せる天草、天草、天草 あわび、サザエ、トコブシ 月のない晩 伊勢海老が砂地へ出てくる… (海たちは陽気に笑つて 天地の時間は どこまでも深い

一日一句(5901)

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  ぼうたんや愛染明王変化して

一日一句(5900)

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  曇天に御室櫻の重さかな

一日一句(5899)

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  明王の憤怒に燃ゆる櫻かな

一日一句(5898)

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  散りかかる御室櫻の白さかな

一日一句(5897)

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  しだれては我を忘るる櫻かな

一日一句(5896)

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  花の影なほ美しきこの世かな

一日一句(5895)

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  散りながら乱れてゐたり糸櫻

京都日誌(405)

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  ■4月13日、月曜日、曇り。湿気の多い一日だった。 その低気圧のせいか、朝方は、頭痛がひどかった。 BW体操 を行い、血流とリンパの流れを良くして、食事を食べたら、かなり頭痛は収まった。 ★ きょうは、買い物と洗濯以外は、ニコの仕事に専念。 早く、今の著作を出して、次に進みたい。 今、校正作業を行っているニコの著作には、知の新しい概念が出てくる。 それは、行動する能力を含んだものとして知識を考えるという意味で、知識能(Knowledgeability)と概念化されている。 これは、行動が知に含まれるため、AIの知とは異なって、身体性と主体性が含まれることになる。このため、痛みや哀しみ、怒りなどの情念にも、この知は開かれることになる。 しかも、AIの知を排除せずに、それをも、行動、つまり人間の主体性・身体性・情念性とリンクする形で、取り込むことができる。 つまり、知識能(Knowledgeability)という知のあり方には、記号だけで構成された知識体系が、どうやって現実と結びつくのか、という接地問題が存在しない。 この本を訳すのに、相当な時間がかかってしまい、申し訳なく思っているが、一巡して、時代の先端に出た気がする。 ニコの知識社会学は、知識能(Knowledgeability)以外にも、常識(common sense)と実現知(eabling knowledge)に、重要な理論的な位置がある。 この知識能(Knowledgeability)は、労働を行う存在、言い換えれば、開かれた環世界を持つ、社会的存在である人間の知の性格(自然的存在の知のあり方から区別される)を、肯定的に定義するものになるだろうと思っている。 ニコに、日本語版序文をお願いして、訳者あとがきで、こうしたことを議論してみたいと思っている。 ★ 米国を動かしているのは、米国大統領ではなく、イスラエル・ロビーとイスラエルであることが、今度のイラン戦争で、誰の目にも明らかになった。 アリソン・ウェア による、2014年の『カウンター・パンチ』の 記事 、第2回。 この記事は、ウェアの自著である 『Against Our Better Judgment』 の抜粋となっている。 ---------------------------------------- シオニストによるキリスト教支持の形...

一日一句(5894)

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  落椿あたりに深き殺気かな

一日一句(5893)

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  落椿地上の翳り美しき

京都日誌(404)

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  ■4月12日、日曜日。青空が広がる曇り。 日曜日が仕事なので、どうも調子が狂う。 ニコが、『Culture and Civilization Revised』という、たいへん興味深い論文を送ってくれたので、きのうの午後一杯かかって、返事を書く。 シュペングラーの『西洋の没落』(1918)に、アドルノは、啓蒙の弁証法の萌芽を見ていたという言及もあり、とても面白い。 いつか考えてみたいのは、エマニュエル・トッドの『西欧の敗北』(2024)と、シュペングラーの『西洋の没落』を比較検討してみるということなのだが、時間がなかなか取れない...。この2著の間に、106年経っている。 今朝は、ヘーゲル『精神現象学』を読む会。 その後、六本木の仕事に入る。 夜、燃えるゴミ2袋、前の電柱のところに出す。 ★ 2014年の『カウンター・パンチ』が、興味深い記事を 配信 している。 著者は、 アリソン・ウェア という米国の作家・アクティビストで、自著である 『Against Our Better Judgment』 の部分引用となっている。 米国を動かしているのは、米国大統領ではなく、イスラエル・ロビーとイスラエルであることが、今度のイラン戦争で、誰の目にも明らかになった。 このイスラエル・ロビーの起源についての記事なのである。(第1回) -------------------------------------- 米国におけるイスラエル・ロビーの起源(注は割愛) 今日の親イスラエル・ロビーの直接的な前身は、 1939年 に、 リトアニア出身のラビ 、 アバ・ヒレル・シルバー の指導のもとに始まった。彼は アメリカ・シオニスト緊急評議会(AZEC) を創設し、1943年までに、パン一斤が5セントで買えた時代に50万ドルの予算を獲得していた。 この資金に加えて、シオニストたちは、 1939年に合同ユダヤ人募金(United Jewish Appeal)という資金調達の統括組織の創設において影響力 を持つようになり、同組織の巨大な財源にアクセスできるようになった。 すなわち、1941年には1400万ドル、1948年までには1億5000万ドルに達した。これはアメリカ人が赤十字に寄付した額の4倍であり、現在の価値では 約15億ドル に相当する。 この莫大な資金をもって、AZECは...