投稿

2026の投稿を表示しています

一日一句(5916)

イメージ
  西成はひとの目やさし若葉かな

一日一句(5915)

イメージ
  石庭や青葉若葉の水の音

一日一句(5914)

イメージ
  北門に灯が入る青もみじ

一日一句(5913)

イメージ
  崩れたる土塀のうへや桐の花

京都日誌(407)

イメージ
  ■5月2日、土曜日、巻雲のある青空。 朝から、ニコの仕事に専念。 六本木の上司のIさんからも、連休中に読むべき資料を、複数、提示いただいているので、やたらに忙しい連休である。 このところ、関西学院時代の恩師の 宮原浩二郎 先生に、 社会美学 研究会という、まったく新しい学問の研究会にお誘いいただき、先生の著書など、関連の本を読んでいる。 社会美学の源泉が、埼玉の本庄市出身の 石川三四郎 (1876-1956)というのも、なにかの縁を感じる。桶川に引っ越して間もないころ、近所の埼玉文学館で、石川三四郎を含む、アナーキスト達の展示会があって、そのとき、石川三四郎が気になって調べたことがある。あの頃よりも、石川三四郎について、深く知るに及んで、そのスケールの大きさと行動力、その思想の向日性に惹かれている。 もしかしたら、長く詩を書いてきた経験が、この学問には、役に立つかもしれない。 ★ 哲学者の 田畑稔 先生より、マルクス三部作をご恵送いただく。 田畑先生とは、月に何度か、お話しする機会があるが、83歳とは思えない明晰さである。80歳を超えても、50代のような明晰さを維持できている人を、superagerと呼ぶらしいが、まさに、それである。 ルカーチの検討には、マルクスとヘーゲルの読解は不可欠なので、マルクス三部作は、そのとっかかりにしたい。 ★ 妻から、物価高対策で、買いためている物を置くスペースが欲しいので、さいたまの部屋の本を、ある程度、まとめて京都へ送ってほしい、という話があり、京都の部屋は狭いので、外部に収納スペースを探していた。 幸い、ここから歩いて行ける場所に、2ヶ所、収納スペースを見つけることができた。南へ下るか、東へ向かうか。両方とも、同じ会社が運営している。 問題は、何冊くらい収納できるか、であるが… ★ ようやく自転車を購入。 自転車の購入は、京都の古本屋と古道具店を巡るため、以前から考えていたが、気に入ったものがなかなか見つからなかった。 変速機もなく、ステンレス籠が前についただけのシンプルな自転車であるが、自転車の選択に際して、もっとも、重視したのは、その車体のカラーだった。 色彩は、身心に影響する。ブラックやシルバー、白は無難だが、あまり面白みがない。赤やオレンジも悪くないが、落ち着かない。ブルーは、深みのあるものがなかった。 購入...

一日一句(5912)

イメージ
  ものの名がふと出なくなる新茶かな

一日一句(5911)

イメージ
  春嶺や猿は我が身を膨らませ

一日一句(5910)

イメージ
  夏木立奥から顔を出す子かな

一日一句(5909)

イメージ
  菫咲く愛に生きたるごときかな

一日一句(5907)

イメージ
  ふるびたる碗をなでたり鳥雲に

一日一句(5906)

イメージ
  菜の花の川やいづこも懐かしき

一日一句(5905)

イメージ
  からからと櫻蕊降るほとけたち

一日一句(5904)

イメージ
  葉櫻の中に満ちたる光かな

一日一句(5903)

イメージ
  白つつじこの世の深きところなる

一日一句(5902)

イメージ
  白つつじ白の憂ひは触れがたし ※安住敦「白つつじ妻の愁ひは触れ難し」に唱和して。

京都日誌(406)

イメージ
  ■4月21日、火曜日、晴れ。朝10時の時点で、上層に巻雲があった。 先日、Suicaを失くしてしまった。どこで、失くしたのか、わからない。心当たりは連絡したが、出てこなかった。 仕方ないので、再発行してもらおうと、JR二条駅まで、ここ千本から、歩いて出かけた。 みどりの窓口で、若い駅員氏と話して判ったのだが、なんと、Suicaというのは、JR東日本だけのICカードだった。 要するに、二条駅では再発行できない。JR東日本のどこかの駅でないと再発行できないという。 JR西日本では、ICOCAというカードがあり、それは券売機で販売している。これで、JR東日本も乗車できると言うので、これをとりあえず、発行した。 このICOCAは、どう見ても、「行こか」であって、つまり「ぼちぼち、行こか」とか「ほな、行こか」とか、気の置けない、だれかと連れ立って、どこかへ行くときの文句である。 このまったりした関西独特の語感は、なんともいえない、いい味を出している。 「ぼちぼち、いこか」や「ほな、いこか」は、ぜんぜん、時間に追われていない。そこがいいのである。しかも、この言葉は、相手がいる。孤独ではない。 他方、JR東日本のSuicaはどうか? これも、音は悪くない。 しかし、正式名称を知るとのけぞる。 Super Urban Intelligent Cardなのである。 なんじゃそれ、という感じになる。 これは、単独で行くイメージが強い。 「スイスイ」通れるカードで、スイカという意味もあるようである。 悪くない。 悪くないが、これも、単独者なのである、イメージは。 「行こか」という、まったりした相方への呼びかけと比べると、やはり、勝負あったのではないか? ★ 米国を動かしているのは、米国大統領ではなく、イスラエル・ロビーとイスラエルであることが、今度のイラン戦争で、誰の目にも明らかになった。 アリソン・ウェア による、2014年の『カウンター・パンチ』の 記事 、第3回。 この記事は、ウェアの自著である 『Against Our Better Judgment』 の抜粋となっている。 パレスチナにおけるシオニストの植民地化活動 ユダヤ人国家をパレスチナに建設するという目標を達成するため、シオニストたちはムスリムとキリスト教徒の住民を土地から追い出し、ユダヤ人移民に置き換える必...

Untitled

イメージ
untitled     雨は 花を過去へと 降り込める 時間は 雨の音とともにあり 花の香りは過去から 香つてくる (八重櫻の向こうに いにしへの五重塔が見える ──果たして あれは 宇多天皇だつたのだろうか? ひとりの観光客が デッキに座つて 枯山水の庭を見つめてゐる その南庭の片隅では 存在を 消して 痩せて 敏捷な植木職人が 小石の隙間の草を 手早く抜いてゐる (私に彼は見えてゐるが、見えてゐない (宇多天皇に、彼は見えてゐない (伊豆半島南端の部落では そのとき 天皇を知つてゐる者はゐなかつた… 浜辺に打ち寄せる天草、天草、天草 あわび、サザエ、トコブシ 月のない晩 伊勢海老が砂地へ出てくる… (海たちは陽気に笑つて 天地の時間は どこまでも深い

一日一句(5901)

イメージ
  ぼうたんや愛染明王変化して

一日一句(5900)

イメージ
  曇天に御室櫻の重さかな

一日一句(5899)

イメージ
  明王の憤怒に燃ゆる櫻かな

一日一句(5898)

イメージ
  散りかかる御室櫻の白さかな

一日一句(5897)

イメージ
  しだれては我を忘るる櫻かな

一日一句(5896)

イメージ
  花の影なほ美しきこの世かな

一日一句(5895)

イメージ
  散りながら乱れてゐたり糸櫻

京都日誌(405)

イメージ
  ■4月13日、月曜日、曇り。湿気の多い一日だった。 その低気圧のせいか、朝方は、頭痛がひどかった。 BW体操 を行い、血流とリンパの流れを良くして、食事を食べたら、かなり頭痛は収まった。 ★ きょうは、買い物と洗濯以外は、ニコの仕事に専念。 早く、今の著作を出して、次に進みたい。 今、校正作業を行っているニコの著作には、知の新しい概念が出てくる。 それは、行動する能力を含んだものとして知識を考えるという意味で、知識能(Knowledgeability)と概念化されている。 これは、行動が知に含まれるため、AIの知とは異なって、身体性と主体性が含まれることになる。このため、痛みや哀しみ、怒りなどの情念にも、この知は開かれることになる。 しかも、AIの知を排除せずに、それをも、行動、つまり人間の主体性・身体性・情念性とリンクする形で、取り込むことができる。 つまり、知識能(Knowledgeability)という知のあり方には、記号だけで構成された知識体系が、どうやって現実と結びつくのか、という接地問題が存在しない。 この本を訳すのに、相当な時間がかかってしまい、申し訳なく思っているが、一巡して、時代の先端に出た気がする。 ニコの知識社会学は、知識能(Knowledgeability)以外にも、常識(common sense)と実現知(eabling knowledge)に、重要な理論的な位置がある。 この知識能(Knowledgeability)は、労働を行う存在、言い換えれば、開かれた環世界を持つ、社会的存在である人間の知の性格(自然的存在の知のあり方から区別される)を、肯定的に定義するものになるだろうと思っている。 ニコに、日本語版序文をお願いして、訳者あとがきで、こうしたことを議論してみたいと思っている。 ★ 米国を動かしているのは、米国大統領ではなく、イスラエル・ロビーとイスラエルであることが、今度のイラン戦争で、誰の目にも明らかになった。 アリソン・ウェア による、2014年の『カウンター・パンチ』の 記事 、第2回。 この記事は、ウェアの自著である 『Against Our Better Judgment』 の抜粋となっている。 ---------------------------------------- シオニストによるキリスト教支持の形...