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若宮日誌(438)

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  ■8月11日(火)颱風15号の曇り。夜、風と雨強まる。20時に、茨城県南部に上陸。 朝一番で、ゴーヤ、オクラ、大葉に水遣り。京都へ送る、本の梱包作業。洗濯。 その後、六本木の仕事へ。 若宮滞在中、家で朝採った大葉とオクラが美味しくて、それらを薬味として、素麺を2回作った。 きょうは、朝採ったゴーヤを素揚げにしてみた。 市販のゴーヤと家採れのゴーヤは、まったく違う。家の方が苦みに深みがあり、断然、美味い。 市販のゴーヤは苦いが味自体が薄い。 この差は、有機肥料を使用したかどうかにあると見て間違いないだろう。 野菜は有機肥料に限る。 多忙と言いながら、『九条の大罪』を8巻まで、深夜、一気に読んでしまった。 私のコミックの読み方は、少し変わっていて、ストーリーは追うのだが、それ以上に、作画のディテールをじっくり観察する。それが、物語のニュアンスを構成しているからだ。 ここが、小説とは異なるところで、情報量が視覚的な周辺に集まっている。 情報が集まるだけでなく、情報が意図的に省略されたり、聲と場面がズレて重ね合わされたりする。 このあたりは、映像の技法が、コミックに取り入れられている。 詩も小説も、基本的には、その一行は、時間の流れに規定されてしまう。 なので、それを切断したり、逆流させたり、別の聲を響かせたりする。 詩において、一方向に時間が流れ、意味が一義的に決まることを好まない。 そのため、詩においては、記号を多用するスタイルになってきた。 俳句には、切れと季語という仕掛けがあり、これが、時間の流れが上滑りしてしまうのを防いでくれる。 ★ 2026年8月7日に、トランプ政権によるUAPデータの第5弾が リリース された。 ホワイトハウスのUAP科学諮問委員会委員長、アヴィ・ローブ博士が、これについて コメント している。 ローブ博士は、「過去の公開とは対照的に、今回最も注目すべき異常事象は、映像や画像データではなく、口頭による証言として提示されている」と述べている。 以下は、ローブ博士のコメントである。 「I. 第一の注目すべき証言: DOW-UAP-D101_IIR : 報告された異常事象:2021年9月8日、米特殊作戦部隊(USSOF)のAC-130ガンシップが、オマーン湾で実弾射撃訓練を実施中、約25例のUAPを観測した。 UAPは冷たい球体として観...

一日一句(5898)

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  颱風の眼の奥に座す過去未来

一日一句(5892)

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  秋風や地獄に聲は亡きものを

一日一句(5891)

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  秋もはや宙の果てなる一花かな

一日一句(5890)

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  ひとの世の滅びへ向かふ蟬時雨

若宮日誌(437)

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  ■8月8日、土曜日、積雲ある快晴。 きょうも、若宮は涼しかった。 朝、オクラとゴーヤと大葉に水遣り。その後、朝食に、そのオクラを3本収穫。 その3本を刻んで、ミニトマトと、チーズと、ゆで卵を刻んでサラダとした。 午後から、上野と新宿へ。 『空海と真言の名宝』展を上野で観てから、新宿紀伊国屋で洋書を数冊購う。 東京も秋風が吹き、たいへん涼しかった。 空海は、道元と並んで関心が以前からある。 特に、その言語論である『声字実相義』──現実の声や文字がそのまま実相、つまり、根源的な実在だとする──と、『文鏡秘府論』──現実の言葉と本源的な言葉は不可分の関係だとする──は、一度、読んでみたい。 たまたまだが、私は、詩を書くとき、聲や光に関連した表現を使う頻度が高い。この聲と光に関する言葉が、古代インドのサンスクリット語には、たいへん多いという。 また、空海の思想にある、すべての存在をフラットに見る考え方には、惹かれるものがある。動植物はおろか、無機物も、仏にほからないとして、そこに序列を持ち込まない。 ただし、空海にも時代制約性はあり、それは、国家権力、つまり天皇を頂点する国家秩序が、その布教活動において、前提となっている。 修行の場を確保したり、寺を建立するには、経済的・政治的な力が必要になるが、そのため、空海は、朝廷との関係を重視し、たとえば、後七日御修法といった天皇の健康と国家の安寧を祈る修法を、834年に空海が開発し始めている。 つまり、空海は、釈迦のような托鉢を経済基盤として、小集団の信仰集団を率いた非政治的な人間ではなく、典型的な政治的人間だった。 空海の金剛峯寺は、816年、嵯峨天皇から下賜された高野山の山地を基盤として建立され、835年には、金剛峯寺は定額寺になり、その公的地位により、国家の保護と一定の供養米などの支給がもたらされた。 さらに言えば、空海の思想を伝える真言宗各派の戦争協力も特異なものがあった。 戦時中は、敵国降伏の祈祷が真言宗の各本山・末寺において度々行われ、これは、空海が体系化した密教修法(護摩・加持祈祷)の呪術的技術が、もともとの「鎮護国家」の思想を越えて相手を殲滅する、対米英戦争の勝利祈願という形へ直接転用されていった。 冗談みたいだが、呪術で米英軍に勝とうとしたわけである。 こうした空海思想は、その現実形態における限界として...