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一日一句(5932)

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  雨風もうねれば萩の姿かな

京都日誌(462)

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  ■9月19日、土曜日、曇り。 午前中、身心調整。 その後、西宮へ。 田畑さんの 「マルクス講座」第8回 。 今回もかなり面白く、また、勉強になった。 田畑さんの力点は、社会変革の運動論としての思想にある。 その思想を、マルクスの生活過程論の全体構成の中に位置づけている点が、21世紀のマルクス読解としての特徴になっている。依拠するマルクスのテクストは、『ドイツイデオロギー』「5.断片」(1845/46)や『経済学批判序言』(1859)、『資本論』の物象化論・転倒論である。 この点は、20世紀のマルクスレーニン主義のマルクス読解とは一線を画している。スターリンは、人と人との関係をテーマ化しなかった。 今でも、マルクスと言えば、旧ソ連のマルクス読解しか念頭になく、そのため、マルクスに悪感情を持っているケースは存在する。 思想と生活過程論は、どのようにリンクしているかというと、『ドイツイデオロギー』では、次のように述べている。 「意識とは意識的存在以外の何物でもなく、人間達の存在とは彼らの現実的な生活過程のことなのだ」。 ここで言う意識が、田畑さんの言う、思想にあたる(私が田畑さんに「思想」という言葉の使い方を確認したところ、 言語を媒介にした思考されたもの を思想と言っていることがわかった)。 さらに、『経済学批判序言』では、具体的にこう述べている。 「物質的生活(衣食住)の生産の様式が、社会的生活過程、政治的生活過程、精神的生活過程一般を条件づける」。 ここで言う、精神的生活過程が、思想的営為のことになる。 マルクスレーニン主義では、たとえば、政治的生活過程論は、国家論としてのみ議論されてきた。現実には、政治的行為が構造化されて国家が生じるのに、そのプロセスが抜け落ちるので、個人の生活過程(人生)と乖離した地点で議論されてしまう。 そして、資本論(第1巻、第9章「剰余価値の率と総量」の末尾)は、生産手段の転倒をこう述べている。 「生産手段を用いるのは、もはや労働者ではなく、労働者を用いるのが、生産手段なのである。生産手段は、労働者の生産活動の素材的要素として費消される代わりに、生産手段が労働者を生産手段自身の生活過程の酵素として費消するのであり、資本の生活過程とは単に自己自身を価値増殖する価値としてのその運動にある」。 このような転倒が今、もっとも起きている...

一日一句(5931)

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  白萩や零れてゐたる時の翳

一日一句(5930)

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  秋雨や碗のしづかが沁み出でて

京都日誌(461)

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  ■9月17日、木曜日、ひつじ雲ある曇り。 きょうは、湿度が低く、涼しい風が吹いていた。 このところ、一日一回は、味噌雑炊を食べている。 早く出来、簡単で、安価で、しかも栄養価が高く、さらに消化にもいい。 要するに、味噌汁に、御飯を入れて雑炊にするのである。 こういう食べ方は、「猫まんま」と言われて、やるものじゃない、と子供の頃に言われた記憶がある。 あるとき、インスタで、97歳の現役のお爺さんが、朝食にこれを作っていたのがヒントになった。 出汁には、粉末のかつお出汁とチキンコンソメを用い、味噌は2種類の信州味噌をブレンドしている。 御飯は、白米ではなく、玄米に12穀を入れて炊いたものを冷凍してある。 基本的な考え方は、土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」であり、味噌汁の具材には、野菜の他、肉や魚も投入している。 もちろん、具材同士の相性は考えるが。 最後に生卵を投入する。 生卵と言えば、最近、嗜好が変わり、カレーに、生卵を落として食べるようになった。 これは関西風であり、40年前に始めて、カレーライスと生卵が一緒に出てきたときには、食べ方がわからなかった。 一緒にいた友達に食べ方を教わったが、京都にいた4年間、最後まで、この食べ方はできなかった。 それが、40年後にできている。 それは、栄養的かつ時間的な必要に迫られた。 これは、かなり合理的な食べ方だと最近は思っている。 味もまろやかになる。 独居というのは、気楽でいい面もあるが、孤独にどう処するか、という問題でもある。 普段、奥さんといるひとが、なにかの用事で奥さんが家を空けて、ひとりになると、途端にへなへなへなとなるケースが多いように思う。 フランス生活環境・観察研究センター(Crédoc)の 調査 では、40歳未満の23%が、AIを「心理的な支え」「友人」または「恋人」として利用しているという。 Crédocの「生活条件と願望」調査は、過去4週間に自分が苦しんだと考える心理社会的な不調(不眠、腰痛、頭痛、神経過敏、抑うつ)について個人に質問している。 こうした苦痛を多数抱えていると答える人ほど、感情的に人工知能を利用する傾向が強くなっている。 調査で取り上げられた5つの心理社会的な不調のうち、4つまたは5つに苦しんでいると答えた人の17%が関係的人工知能を利用しているのに対し、何の不調も報告...

一日一句(5929)

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  秋めくは舞妓が夜のうなじかな