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京都日誌(432)

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  ■7月26日、日曜日、積乱雲ある晴れ。 朝、6時に起床して、ヘーゲル『精神現象学』を原典で読む会の準備。 午前中、読書会。11時半から、六本木の仕事に入る。 ヘーゲルの『精神現象学』をこれまで、6年読んできて、このテクストには、言語論として読む読み方や、存在論的な知識社会学──これは、私の固有の言い方になるが──として読む読み方、あるいは、科学基礎論として読む読み方など、多様な読み方を許容する余地があると、感じている。 今、関心のある科学基礎論との関りでは、ヘーゲルに対して、次の4つの直感的な仮説を持っている。 1.現在の自然科学には、 何らかの哲学的な基礎がすでに存在すること。 2.その哲学的基礎は、主に、カント哲学であること(カール・ ポッパーの哲学なども含む)。 3. ヘーゲルによるカント批判は、 現在の自然科学の哲学的な基礎への有効な批判となりえること。 4.ヘーゲルによるカント批判を踏まえた、 現在の自然科学の限界を超える、新しい「存在論的な科学」 が成立し得ること。 これらの問題意識は、漠然と今まで持っていたものだが、読書会での議論を通じて、明確に方針として立て、今後、ヘーゲルを読む際の、また、ルカーチの社会基礎論を検討する際の指針とすることにした。 夕方になると、かなり疲労。 夜、早めに仕事を終了。 今週末には、若宮へ戻るので、京都へ持ち込む本のリストの整理など。 8月は、所用で、2回、若宮へ戻る。 若宮での主なミッションは、ゴーヤとオクラの朝晩の水遣り。 ★ ハイム・エシェド(1933年生まれ、あるいは1939年生まれという資料もある)という、イスラエル国防軍(IDF)から、その後、国防省の宇宙計画責任者になった人物がいる。 エシェドは、 トルコで生まれ、1歳のときに両親とパレスチナへ移住し、南テルアビブで育った。 テクニオン(イスラエル工科大学)で工学を学んでいた段階で、国防軍に技術者として選抜され、軍事情報技術の研究開発から宇宙計画へ進んだ 人物である。 イスラエル宇宙局を、技術相のユヴァル・ネーマンと共同創設し、同国の国防宇宙計画を約30年間(1981年から2010年まで)率いた。悪名高いイスラエル国防軍のスーパーエリートと言っていい人物である。 このエシェドが、2020年に、イスラエルの作家ハガル・ヤナイとの対話をまとめた 『地平...

一日一句(5975)

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  眼より炎天出づる仁王かな

一日一句(5974)

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  炎天に打つて出る間のひと呼吸

一日一句(5973)

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  素晴らしき一日の果ての西瓜かな

京都日誌(431)

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  ■午前中、掃除、身心調整。最高気温は16時台で、38.2度。 環境省 の 「暑さ指数のメール配信サービス」 や 「LINE公式アカウント「環境省」」 に登録。 きょう18時の環境省からのラインのポストでは、25日の京都の 「暑さ指数」 は32、5段階のトップで、最大の警戒を要する「危険」となっている。 暑さ指数で、もっとも、重みがつけられているのは、湿度と風の影響で、これが70%もついている。次に、日射・地面や建物からの輻射熱の影響で20%、通常の気温は10%の重みづけなのである。 この 暑さ指数 は、 熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標。 暑さ指数(WBGT)が、28(厳重警戒)を超えると熱中症患者が著しく増加する。 2020年から2024年の暑さ指数の 全国平均値 を見ると、8月上旬にピークを迎える。 全国で熱中症で救急搬送された総人数も、 2024年、2025年のデータ を見ると、7月20日から8月上旬にかけてがピークとなる。 ★ この件で、AIと午前中から午後にかけて、議論。 私が、考えている一般社会操作論において、 制度間の社会操作性の高低を比較する ために、この暑さ指数のような 社会操作指数(SMI) は、作成できないかという点で、議論。 社会操作性の強度に深刻度を加味した次元で算出できるかどうかと。 このアイディアは、数字が一発で出るため、とても魅力的なんだが、批判理論のパラドックスは、 批判対象に批判理論が回収される という点にある。 仮に、こういう尺度を作ったとすると、行政の民主化あるいは効率化の名目で、 現実の社会操作の最適化と洗練に使用される可能性が高い 。 また、そのSMI尺度なるものは、 それ自体が、きわめて高い社会操作性を帯びる のである──その数字が、委員会や外部委託のコンサルなどで政治的に決まるというだけでなく、たとえば、そのSMIの数字自体は低く抑えて、アウトカムだけ高く出す経路など、すぐにAIが見つけ出すだろう。 ただ、どの社会操作が 許容可能 で、どれが 深刻なのか を実践的に論じることを可能にする、 社会診断的なモメント を全部放棄すべきなのかどうかは、まだわからない。 AIは、各基準について、根拠を示しながら個別に評価する多次元的な評価体系を提案してきている。 それは、社会操作の...

一日一句(5972)

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  月あげて夏天は色の世界なり