京都日誌(461)
■9月17日、木曜日、ひつじ雲ある曇り。
きょうは、湿度が低く、涼しい風が吹いていた。
このところ、一日一回は、味噌雑炊を食べている。
早く出来、簡単で、安価で、しかも栄養価が高く、さらに消化にもいい。
要するに、味噌汁に、御飯を入れて雑炊にするのである。
こういう食べ方は、猫まんまと言われて、やるものじゃない、と子供の頃に言われた記憶がある。
あるとき、インスタで、97歳の現役のお爺さんが、朝食にこれを作っていたのがヒントになった。
出汁には、粉末のかつおとチキンコンソメを用い、味噌は2種類の信州味噌をブレンドしている。
御飯は、白米ではなく、玄米に12穀を入れて炊いたものを冷凍してある。
基本的な考え方は、土井義晴さんの「一汁一菜でよいという提案」であり、味噌汁の具材には、野菜の他、肉や魚も投入している。
もちろん、具材同士の相性は考えるが。
最後に生卵を投入する。
生卵と言えば、最近、嗜好が変わり、カレーの最後に、生卵を落として食べるようになった。
これは、関西風であり、40年前に始めて、カレーライスと生卵が一緒に出てきたときには、食べ方がわからなかった。
一緒にいた友達に食べ方を教わったが、京都にいた4年間、最後まで、この食べ方はできなかった。
それが、40年後にできている。
それは、栄養的で時間的な必要に迫られた。
これは、かなり合理的な食べ方だと最近は思っている。
味もまろやかになる。
独居というのは、気楽でいい面もあるが、孤独にどう処するか、という問題でもある。
普段、奥さんといるひとが、なにかの用事で奥さんが家を空けて、ひとりになると、途端にへなへなへなとなるケースが多いように思う。
フランス生活環境・観察研究センター(Crédoc)の調査で、40歳未満の23%が、AIを「心理的な支え」「友人」または「恋人」として利用しているという。
フランス生活環境・観察研究センター(CRÉDOC)の「生活条件と願望」調査は、過去4週間に自分が苦しんだと考える心理社会的な不調(不眠、腰痛、頭痛、神経過敏、抑うつ)について個人に質問している。
こうした苦痛を多数抱えていると答える人ほど、感情的人工知能を利用する傾向が強くなっている。調査で取り上げられた五つの心理社会的な不調のうち、四つまたは五つに苦しんでいると答えた人の17%が関係的人工知能を利用しているのに対し、何の不調も報告していない人では6%だった。
また、関係的人工知能の利用者の40%が、「常に、またはしばしば孤独を感じる」と答えているのに対し、残りの人口では18%だった。
Crédocは、今後、AIを媒介にしたデジタルエコノミーが、孤独とその裏返しのAIへの愛着を利用したエコノミーへ変化していくとして、こう述べている。
「デジタル産業の次なる至高の目標は、(AIが)個人の主要な伴侶としての位置を占め、愛着関係を利用して、次に製品やサービスへと個人を誘導することになる可能性が非常に高いだろう。
そのとき、アテンション・エコノミー(広告などで注意を惹く経済)からアタッチメント・エコノミー(愛着関係を利用した経済)へ移行することになる」。
これは、AIではなく人間への愛着も、そのようにビジネス化されてきたし、オレオレ詐欺も、極端な形での、子や孫への愛着を悪用した犯罪とも言える。
AIに情が移ることを前提にしたデジタルエコノミーは、起きるべくして起きるだろう。