往還日誌(355)
■11月26日、水曜日、曇り、ときどき晴れ。
午前中、出町のかわしま歯科へ。
定期健診だが、左上奥歯が10日ほど前から、冷水や温水で沁みるので、見てもらう。
驚いたことに、虫歯はないという。
歯茎が下がったことが原因だという。
これは、明らかに、老化現象だろう。歯茎が下がって、神経に冷水・温水が触れるようになったのだろうと思う。
薬を塗ってもらったが、一回で効く人と数回で効く人に分かれるという。
来週も行くことに。やれやれである。
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俳人の五十嵐さんにご恵送いただいた『細谷源二の百句』を読み始める。
この俳人は、五十嵐さんが、2023年に企画・監修した、北海道立文学館特別展「細谷源二と斎藤玄 北方詩としての俳句」展で、初めて知った。
北海道まで行くことはできなかったが、新興俳句系の俳人で弾圧事件の犠牲者ということで、たいへん興味を惹かれて、北海道立文学館から、京都へカタログを取り寄せた。
お送りいただいた『細谷源二の百句』は、のっけから、ものすごい句である。
寒水を焚き汽罐車を野に放つ
ブルトンは、フランスにおいてもやはり近代の象徴だった蒸気汽罐車が、発車前に全身を痙攣させる様子を見て、「美は痙攣である」と定義したという。
細谷源二の汽罐車は、野獣のように、野に放たれる。しかも、その蒸気は、寒水を焚いたものである。
『細谷源二の百句』の五十嵐さんの解説も読みやすい名文となっている。
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妻と娘に勧められていたアニメ『ONE PIECE』の第一話を観た。
ルフィが、海賊船に積んであったゴムの実を食べてゴム人間になる。
元気が出るアニメである。
アフリカやインドネシアの若者たちが、反政府運動にルフィの麦わら帽子を旗に掲げるのもわかる気がする。
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京都生協で買った納豆のタレが甘かったのには、参った。