京都日誌(472)
■10月5日、月曜日、曇り。
9月30日から、左副鼻腔炎の治療を開始して、1週間。呼吸がだいぶ楽になった。
この感覚は、数十年ぶりで、世界の全体が違って感じられるほど。
身体性は、すべての基盤であり、ここの調整は最優先と思っている。
身体性は、AIにはない。
知識には、理論知と実践知があるが、言論の世界では、理論知が力を発揮する(それはそれで、非常に重要だが)。
そして、数学の未解決問題をAIが次々に解いているように、理論知は、AIの得意分野だが、実践知はそうではない。
実践知は、身体化され、暗黙知化されている。
なので、ちょうど、社会科学知が、自然科学知のように、劇的な効果が社会にとってないように見えるが、実は社会科学知は制度化されていたり常識化されて社会に大きな影響を及ぼしているように、実践知は、理論知と同じか、それ以上であり、今後は、この実践知の価値は、格段に高くなると私は思っている。
問題は恐らく、狭い時空の中で成立する場合が多い実践知を、どのように広い時空の理論に接続するか、ということになるかもしれない。
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先日、社会操作に対する免疫あるいは解毒剤として、植民地他者の聲が有効であり、謙虚に耳を傾けると、そこには、宝があるという趣旨の話を書いた。
社会操作には、それが行われる社会空間がある。
植民地他者の聲が有効なのは、主に、ひとつの民族国家、言い換えれば、一国家利権村の社会空間で行われる社会操作である。
ところが、この国家利権村は、国際国家利権村という上位の連合体(序列があり主従がある)に組み込まれている。
そこでの社会操作は、より広い社会空間で行われているのである。
それは、経済関係で結びついているというよりも、日米安保条約やNATOのような軍事同盟で結びついている。
この社会空間で西側メディアやテレビ評論家などが行っている社会操作を解くには、それらが悪魔化している、ロシアや中国などの国家利権村の指導者達の聲を虚心に聞くと効果がある。
これを、一般に、ここでは、プロパガンダに「洗脳された」と言う。
本当にそうだろうか?
もちろん、その国家群がすべて善とは言わない。
そもそも、貧困を生み出す市場に加担して、腐敗していない国家は存在しない。
そこにおいて、抑圧されている人々も存在する。
だが、我々は、もっとプロパガンダのプロパガンダ、ということに敏感になるべきではないか。
なぜなら、もう本当に戦争の足音がしてゐるからである。
11月3日の米中間選挙前後には、トランプ政権による、イラン空爆が確実に再開される。
それで、済むだろうか?
湾岸諸国やイスラエルも激しい戦闘に巻き込まれるだろう。
そうなれば、世界経済は崩壊する。
また、2029年まで、あと、2年強しかない。
これは、ドイツのピストリウス国防大臣とマルク・ルッテNATO事務総長が、ロシアとの戦争準備期間として設定した時間である。
戦争の前になると、偽旗作戦や、NATO軍事演習で意図的に挑発的な演習を行うなどの形で、兆候が出てくる。
これらは、すでに存在してゐる。
もう、欧州は、2029年を設定した2024年から、ロシアとの戦場空間に突入してゐると思う。