京都日誌(491)

 






■11月6日、金曜日、巻雲の晴れ間。

朝から、3時間以上、衣笠山周辺を散歩。

きぬがさの路から、衣笠山へ登るルートがあったはずなのだが、2度ほど、立命館を起点に龍安寺とその先までを、往復して入り口を確認したが、見つからない。

立命館の東門のところで守衛に立っていた女性に、このルートと、衣笠山の巨岩について聞くと、正門のバイク置き場の先から、みんな登っていると教えてくれた。

私の40年前の記憶は、そのルートではない。

一応、行ってみたが、トンネルをくぐるバイク置き場は立命館の学生用であり、ためらわれた。

入り口に立っていた男性の守衛さんに聞くと、衣笠幼稚園の方からも行けると言うので、行ってみたが、幼稚園を左に折れて山へ向かうところで、その先の門が閉まっていて、行けなかった。

私の記憶では、これらのルートではなく、きぬがさの路から直に登るルートが、意表を突くような形で存在しており──このルートは、等持院に下宿していた私が、歩き回っているうちに偶然見つけたものだった──、朝、よく女性が大型犬の散歩などをしていた。

私は、このルートの谷間に散在していた巨岩に座って、南の景色を眺めていたものである。

宝塚へ越す前日も、ここに来て、この景色を見た記憶がある。

この入り口はふさがれたのか、私の記憶が間違っているのか。

いずれにしても、簡単に見つかると思っていたこの衣笠山へのルートを探すことが、この秋冬のテーマになってきた。


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