往還日誌(373)

 







■1月5日、月曜日、浮雲ある晴れ。

午前中、ベランダの植物の支柱の分解と収納。

残りの作業は、プランターと植木鉢5つの保管場所を室内に作る。

このうち、プランターと植木鉢3つは、修繕工事中、私の部屋で保管しなくてはならないので、机の上や本箱の上や炬燵の上の本やCDなどを片付ける作業がある。

午后から、仕事へ。

夜、『神の数式』第2回視聴。

旧ソ連の理論物理学の天才、マトベイ・ブロンスタイン(1906-1938)は、素粒子論の標準理論とアインシュタインの一般相対性理論を組み合わせた量子重力論で「神の数式」を生み出そうと苦闘する。これを計算すると、無限が無限個生まれる、というジレンマに陥る。

1937年8月、サンクトペテルブルクのルビンシュテイン通り38番地の自宅で暮らしていたブロンスタインは、スターリンの大粛清の一環として、拘束者たちによって両脚を折られたうえで逮捕された。

ブロンスタインは1938年2月、名簿による略式裁判で有罪とされ、同日中にレニングラードNKVD(KGBの前身)刑務所の地下で処刑された。逮捕の正確な理由はいまだに不明。

思索の途中、32歳の若さで、スターリンの秘密警察に逮捕され、銃殺されてしまったのである。ブロンスタインは、何も悪いことはしていない。物理の思索をしていただけ。

「反革命分子・反体制派」という密告で逮捕処刑された可能性が高い。

このありえないスターリンの暴力にあ然とした。


ゾーラン・マブダニNYC市長は、3日に、トランプ大統領に対して、ベネズエラ空爆・拉致を電話で抗議している。

マブダニNYC新市長をめぐるインタビューの第2回

ダニエル・デンバー(左派ジャーナリスト/ポッドキャスター)「ネイサンは、NYC-DSAが「政党のように振る舞おうとしている」と指摘していましたが、それを聞いて私が思い出したのが、2016年にセス・アッカーマンが Jacobin に書いた影響力の大きい論文「新しい政党のための青写真(A Blueprint for a New Party)」です。

その基本的なアイデアは、アメリカ左派が二大政党制の罠から抜け出すためには、民主党の公認(投票用紙上のライン)を使って社会主義者を立候補させつつ、同時に、重要な点において政党のように機能する独立した組織を築く必要がある、というものでした。

これは、NYC-DSAがすでに成し遂げた、あるいは成し遂げつつあることなのでしょうか?」

スーマシー・クマール(NY州テナント・ブロックマネージング・ディレクター)「はい、そうだと思います。私が2020年にニューヨーク市DSAの共同議長を務めていたとき、私たちは初めて州議会に送り込む議員団を選出しました。ジュリア・サラザール上院議員はすでに在職していましたが、そこに新たな仲間が加わったのです。

そして、特定の政党ラインに固執せず、予備選挙を通じて自分たちの候補を当選させるというやり方を、すでに始めていました。

その後、いわゆる『スリーパー・ビクトリー(予想外の勝利)』を収めたとき、私たちは、これが選挙で終わってはいけないと考えました。統治の領域にまで踏み込まなければならない、と。

そこで私たちは、長期的で現実的な仕組みを築いたのです。仮にこの国が別の政治制度を持っていたなら、それは『政党』と呼ばれていたであろう形で、社会主義者の議員たちが協力して働く仕組みです。

おそらく連立政権の一部として、議会内では少数派政党として、ブロックを形成しながら政治を動かしていく、そういう姿です。

実際、州議会ではまさにそれをやっています。そして、それは機能しています。富裕層への増税を勝ち取り、テナント保護の強化や気候政策でも成果を上げてきました。これは単に議員たちが結束し、DSAの指導部と連携しているからだけではありません。

政党的な性格があるからこそ可能なのです。全員が役割を持ち、すべてのメンバーが、何千人もの仲間とともに、一つのプロジェクトに参加し、共通のアジェンダを掲げて、現実の成果を生み出すことができる。これが政党でないと言うなら、政党とは何なのか、私には分かりません」

スーマヤ・アワド(ライター・オーガナイザー)私も同意します。さらに言えば、これは、民主党のラインの外で候補を立てていたら不可能だった形で、人々にとって分かりやすく社会主義政治とは何かを示す方法でもあると思います。

DSA(アメリカ民主社会主義者協会)の独自性は、民主的でありながら、このように政党のように機能する、他に類を見ない組織である点にあります。

それは、この数か月間でも何度も示されてきました。そして、それ自体が、私たちが築きつつあるDSAの力の証でもあります。私たちはまだ小さい存在です。確かに大きく成長し、ニューヨーク市政治において重要なプレーヤーになりつつありますが、全体から見れば、依然として小規模です。

だからこそ、今後どうやって力を拡大していくのかが問われています。ニューヨーク市DSAのメンバーである市長当選者が誕生したというのは驚くべきことですが、それだけで成長が自動的に続くわけでも、その成長が必ず実際の権力へと転化するわけでもありません」

ネイサン・ガスドルフ(財政政策研究所のエグゼクティブ・ディレクター)私が付け加えたい唯一の点は、ニューヨーク市DSAの選出議員たちの組織のされ方で、ひときわ際立っているのは、『共通のライン(統一した立場)』を持てている点だということです。

これは、ニューヨークに実際には数多く存在する他の進歩派の選出議員たちと比べると、非常に対照的です。そうした議員たちは、むしろさまざまな視点の寄せ集めになりがちで、それぞれが自分なりに『進歩的』だと認識する立場は持っていても、ひとまとまりのものとして束ねることができていません。

それに対して、ここでは、特定の共有された見解を持ち、それを実際に運動として維持・実践する、そうした取り組みがはっきりと見て取れます」



このブログの人気の投稿

往還日誌(316)

往還日誌(310)

一般社会操作論に向けて