京都日誌(412)
■5月20日、水曜日、快晴。
風邪なのか、花粉症なのか、判らない症状で、体調がいまひとつだった。
ニコから、日本と世界の現状を踏まえた、素晴らしい日本語版序文が送られてきた。
これで一気に、気合が入った。
私がコメント欄で、問題点として書いた項目をすべて解決した後で、2つのAI──パスカルとアヴリルに別個に、ドイツ語版、英語版、そして私の作った日本語版の3つを比較対照させて、翻訳上の問題点をピックアップさせた。
きょう、これをすべて潰した。
あとは、「あとがき」を書くだけとなった。
今週は、遅れているルカーチの締め切りがあり、なかなか、険しい。
★
もっと、早く書くつもりだったのだが、多忙で先送りになっているうちに、5月19日付の『フォックス・ニュース』さえ、報道したので、そろそろ、書かないといけないと思い、何回かに分けて紹介する。
発端は、元CIA系研究者のハル・パスオフ博士(89歳、スタンフォード出身の量子物理学者)が、スティーブ・バートレットのポッドキャスト「The Diary of a CEO」(5月14日)に出演し、「UFO墜落現場から4種の非人間的生体が回収された」と、関係者から聞いたと述べたことに始まる。
Diary Of A CEO: UFO Roundtable w/ Dr. Hal Puthoff & Dan Farah
Steven Bartlett「あなた方二人を番組に迎えられて、とても嬉しく思います」
Dan Farah「ありがとうございます。ここに来られて嬉しいです」
Dr. Hal Puthoff「お招きいただき感謝します」
Steven Bartlett「まず最初に言っておきたいのですが、今日の会話は、私にとって非常に奇妙なものになると思っています。
というのも、私はかなり懐疑的な立場からこのテーマを見ているからです。
ただ同時に、私は非常に好奇心も持っています。
そして、皆さん二人は、この分野において非常に信頼されている人物だとも理解しています。
ダン、あなたは長年にわたってこのテーマを調査してきました。
そしてハル博士、あなたはCIAや政府関連プロジェクトにも関わり、この現象について研究してきました。
なので今日は、可能な限り、事実と証拠に基づいて話をしたいと思っています」
Dan Farah「もちろんです」
Dr. Hal Puthoff「はい」
Steven Bartlett「では、まず基本的なところから始めましょう。
ハル博士、あなたは長年このテーマに関わっています。
あなた自身は、未確認飛行物体、あるいは現在「UAP」と呼ばれているものについて、何を信じていますか?」
Dr. Hal Puthoff「私は『信じる』という言葉は使いません。
私はデータを見るんです。
そして、長年にわたり、私は非常に高度なレーダー追跡データ、複数のセンサー情報、軍パイロットの目撃証言などに接してきました。
その結果として言えるのは、現在の既知の人類技術を超えていると思われる何かが存在する、ということです」
Steven Bartlett「つまり、それは実在する、と」
Dr. Hal Puthoff「はい。現象は実在します。
問題は、それが何なのか、ということです」
Steven Bartlett「あなたは、それが地球外起源だと思いますか?」
Dr. Hal Puthoff「可能性の一つです。ただし、そこにはいくつもの仮説があります。
地球外起源。異次元的存在。あるいは、我々より遥かに進んだ未知の地球文明。
我々はまだ断定できる段階にはありません」
Steven Bartlett「ダン、あなたはどうですか?」
Dan Farah「私は、長年このテーマを取材してきました。
そして最終的に私が驚かされたのは、非常に高い地位にいる人々――諜報機関、軍、政府内部の人々――が、極めて真剣にこの問題を扱っていることでした。
最初、私も懐疑的でした。
しかし、調査を進めるうちに、『これは単なる陰謀論ではない』と考えるようになりました」
Steven Bartlett「では、核心に入りましょう。
最近、非常に話題になっている主張があります。
それは、アメリカ政府が墜落したUFOを回収し、さらには『非人間的存在』の遺体も回収していた、というものです。
ハル博士、あなたはこの主張をどう見ていますか?
Dr. Hal Puthoff「私は、この件に関して直接話を聞いた人々を知っています。
そして、回収プログラムに関与していたとされる複数の人物が、非人間的生体について言及しています」
Steven Bartlet「つまり、あなたは、それが存在する可能性が高いと考えている?」
Dr. Hal Puthoff「私は、証言者たちが信頼できる人物である、と言っています。
彼らは高い安全保障クリアランス(※政府・軍・情報機関が、機密情報へのアクセスを特定の個人に許可するための審査・認定)を持ち、極めて重要な職務についていた人々です。
そして彼らは、自分のキャリアや名誉を危険にさらしてまで、この話をしています」
Steven Bartlett「その存在について、何か具体的な説明はありますか?」
Dr. Hal Puthoff「回収に関与した人々によれば、少なくとも4種類が存在するとされています。
4つの異なるタイプです」
Steven Bartlett「4種類、ですか?」
Dr. Hal Puthoff「ええ。もちろん、その詳細については、互いに一致しない部分もあります。しかし、回収に関与したとされる人々の間では、『複数タイプが存在する』という話は繰り返し現れます」
Steven Bartlett「それは、どういう意味で『異なるタイプ』なのですか? 生物学的に異なる、ということですか?」
Dr. Hal Puthoff「そう理解されています。外見や身体構造が異なる、という報告があります」
Steven Bartlet「それを聞くと、多くの人は『かなり突飛だ』と感じると思います」
Dr. Hal Puthoff「それは理解できます。しかし、重要なのは、こうした証言をしている人々が、通常なら非常に信頼されている人物だということです。軍人、諜報関係者、科学者――そうした人々です」
Steven Bartlett「ただ、その一方で、具体的な証拠は公開されていませんよね。
つまり、一般市民が見られる決定的証拠は存在しない」
Dr. Hal Puthoff「公開されているものは限定的です。ですが、機密プログラムの性質上、それは驚くことではありません」
Steven Bartlett「そこが問題なのです。『証拠はあるが見せられない』という話になると、人々は当然疑います」
Dan Farah「それはもっともです。ただ、私が強調したいのは、このテーマを扱っている人々の中には、非常に高いリスクを負って証言している人がいる、ということです。デヴィッド・グラッシュのような内部告発者もそうです。
彼らはキャリアを危険にさらしています」
Steven Bartlett「しかし、それだけでは証拠にはなりません。誠実に間違っている人もいます」
Dan Farah「その通りです。だからこそ重要なのは、複数の独立した証言、複数のセンサー情報、軍記録などが、互いに一致している点です」
Steven Bartlett「ハル博士、あなたは長年政府関連プロジェクトに関わってきました。
この問題について、政府内部で本当に深刻に議論されているのですか?」
Dr. Hal Puthoff「はい。非常に深刻です。特に国家安全保障上の観点から。なぜなら、我々の空域に、説明不能な飛行物体が侵入しているからです。しかも、それらは既知技術を超える飛行性能を示している」
Steven Bartlett「例えば、どのような性能ですか?」
Dr. Hal Puthoff「急加速。極端な機動。慣性の影響を受けていないように見える動き。音速を超えても衝撃波がない。空中から海中へ、そのまま移行する。こうした特徴です」
Steven Bartlett「つまり、現在の航空工学では説明が難しい」
Dr. Hal Puthoff「その通りです」
Steven Bartlett「では、政府は何を恐れているのでしょうか?」
Dr. Hal Puthoff「第一には、『これは何なのか』という問題です。第二には、もしこれが外国技術ならば、我々は重大な技術的劣位に置かれている可能性があります」
Steven Bartlett「中国やロシアの秘密技術である可能性ですか?」
Dr. Hal Puthoff「その仮説は当然検討されました。しかし、何十年にもわたって同様の現象が報告されていることを考えると、その説明には困難があります」
Steven Bartlett「つまり、1940年代から既に存在していた、と」
Dr. Hal Puthoff「はい。少なくとも、そのような報告は存在します」
Steven Bartlett:「ロズウェル事件(※)について、あなたはどう考えていますか?」
Dr. Hal Puthoff「ロズウェルについては、多くの情報が錯綜しています。ただ、私は、単なる気象観測気球だった、という説明には説得力を感じていません」
(※)ロズウェル事件:1947年7月、ニューメキシコ州ロズウェル近郊の牧場で、農場主W・W・マックブレイジルが謎の残骸を発見。ロズウェル陸軍航空基地(RAAF)が回収し、最初の公式発表は「空飛ぶ円盤を回収した」。翌日、上部司令部が「気象観測気球の残骸だった」と訂正。米政府は公式には「宇宙人の証拠なし」の立場を維持。ただし1994・97年の再調査自体、議会の圧力によるものであり、完全な情報公開には至っていない。