往還日誌(291)
■4月18日、金曜日、曇り。
きょうは、六本木の仕事が休みとなったので、別件の用事を行う。
夕方、丸善へ。詩集の売れ行きを確認。変化なし。
このとき、文庫で、『小右記』を見つけて、しばらく、ぱらぱら立ち読み。
藤原実資(957-1046)の日記だが、ドラマの「光る君へ」で、生一本の実資に関心を持った。
この人物の見立ては、「貴族」という被規定性はあるものの、党派性や確証バイアスが比較的少なく、当時の貴族の政治や文化に関する第一級の資料だろう。
買おうかどうしようか迷ったが、すぐに、京都へ戻るので、京都で購入することとした。
実資は90歳まで生きた。
これだけでも、医療技術の発達していない10世紀、11世紀には凄い事である。
『枕草子』の清少納言も、『源氏物語』の紫式部も、同時代人になる。
歌人の光森裕樹さんより、京都の短歌専門書店「泥書房」を教えていただく。
京都の愉しみが一つ増えた。