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一日一句(5881)

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  なにゆえに天懐かしや十二月

往還日誌(361)

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  ■12月12日、金曜日、晴れ、北風が強い一日だった。 午後から、母の見舞いに。 片道2時間半。京都へ戻るのと変わらない。 久しぶりに、前橋の街を歩いた。 JP前橋駅から上毛電鉄の中央前橋駅まで、歩いて、15分以上かかることをすっかり忘れていた。 上毛電鉄は、自転車持ち込み可なので、学生さんや近所の人が自転車を持ち込んでゐる。 5月など、季節のいいときには、サイクリングのひとも自転車を持ち込んでゐる。 母の回復は順調だが、退院は、年明けになりそうなので、退院後の食事や介護の体制を整えることが、今後、重要課題になってくるだろう。 たびたび、実家へ戻ることになるかもしれない。 ★ 2時間半もあると、ひと仕事できる。 行きは、ルカーチの検討を行い、帰りは、ブルーバックスの『ラマヌジャンの数学』を集中的に読んだ。 病院の静かなカフェで、珈琲を飲み、ナポリタン大盛と、メープル・パンケーキを食べた。 ナポリタンは、少々、甘かった。 帰りに、前橋駅構内のマックで、珈琲を飲み、ダブルチーズバーガーを食べながら、俳句を考えた。 前橋駅のマックは、まだ、注文が自動化されておらず、東南アジア系の女の子が注文を受けていた。 ダブルチーズバーガーは、やや冷たかった。 前橋は、北風がかなり強く吹いてゐた。 中央前橋駅の冬の空は、北関東特有の開放的で明るく、同時に、芯の強い蒼だった。

一日一句(5880)

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  テーブルのうへは物なし冬の薔薇

一日一句(5879)

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  山茶花にソプラノの聲あるとせば

一日一句(5878)

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  日に月に妙義は燃えてゐたりけり

一日一句(5877)

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  ※平野神社の北側の竹林の手前の駐車場近くにて 山茶花や丈高くして日の光